30年で10分の1に減少 児童が「公衆電話」の使い方学ぶ 災害伝言ダイヤルも体験 大分

2025年07月09日 18:30更新

街中で公衆電話を目にする機会も減りましたよね。そんな公衆電話の使い方を教える教室が9日、大分県日田市の小学校で開かれました。

 

 

 

公衆電話に触れる機会が少ない子供たちに使い方を学んで災害時などに役立ててもらおうと、日田商工会議所が企画したものです。

 

 

参加した日隈小学校の3年生たちは、緊急時の通報専用の赤いボタンを押すと、お金がなくても警察や消防に連絡できることなどを学んでいました。

 

 

また災害時に伝言を残せる「災害伝言ダイヤル」の使い方も教わり、実際に親へのメッセージを録音していました。

 

 

 

 

 

◆児童

 

「ちょっとだけ(ボタンを)押せていなかったところがあったからそこが難しかった」

 

 

NTT西日本によりますとおよそ30年前、県内に8500台以上あったという公衆電話は、携帯電話の普及で現在は850台程度まで減っているということです。

 

 

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